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犬の症例：脚の炎症
マリアが立った!!!
相模原市中央区 島マリア ゴールデンレトリバー・10歳
飼い主様からのメールです
寝たきりごろんの時です。
ゴールデンレトリバーのマリアが7月11日突然熱中症になり、動物病院で救急治療を受けました。
幸い熱も下がり一晩だけの入院で自宅へ戻ることができ、ひと安心したと思っていたら、それから寝たきりになってしまいました。
もともと右側の股関節が悪く、良く10歳まで歩いてくれたと感謝しなくてはいけない位の足の状態でした。
まったくの寝たきりでは、１人家に置いて置くことはできません。
マリアの体重は26キロもあります。
定期的に寝返りをうたせ、水を飲ませたりと、大変です。
中でも一番困ったのがトイレです。
家の中で寝たままの状態での用足しなんかマリアのプライドが許しません。
仕方ないので、家の外まで重い体を抱き抱え、シートに寝かせます。
でも2時間経っても出ないときは出ません。
朝は諦め、夕方にまた挑戦してやっと大成功！
とトイレ仕事も一苦労です。
さて困った、どうしよう！
仕事を持っているので、家族で休暇の調整をしなくてはいけません。
そしてこれはいつまで続くの？
マリアはもう歩けないの？
マリア本人も含め大変ショックでした。
昨年から私もASTの気功の研修を受けていましたので、マリアが寝たきりになった時から、気功治療を始めてはいました。
でもまだ研修生１年の私には、マリアを歩けるようにする自信はありませんでした。
マリアがまだ歩けなくなって日が浅い内に何とかしないと筋肉が落ちてしまい、歩く気力も意欲も無くなってしまうのでは！
もう焦りと不安で一杯でした！
今のマリアに必要なのは気功治療だ。
でも私には自信がない！
ダメでモトモトの勢いで、私の研修会の先輩の松木さんに治療をお願いしてみようと思いました。
ただ遠いし、気功の治療をお願いする相手は犬だし、引き受けて貰う自信はありませんでした。
ただ焦りと不安で胸がいっぱいの中で松木さんにメールをすると、すぐに快く承諾の返事が来ました。
これでマリアが歩ける道が開けたかもしれない。やったぁ！
松木さんの気功治療は歩けなくなった右足のコロナが中心です。
マリアは気持ちがいいようで、ニコニコ顔で、時々松木さんの顔を確認してはうっとりしていました。
そして2回目の治療では、よほど気持ち良かったのか、いつの間にか寝たままの格好で一周して、松木さんの膝枕で治療を受けていました。
治療中のマリアの皮膚は血行が良くなり、みるみる間にピンク色の綺麗な皮膚に変化していきました。
頭が起こせる様になったが、立つのはまだ。
マリアの治療は、１回1時間で2回受けました。
それから3日位たった頃から、上半身を上げだし、そのうち右足をかばいながら、一瞬立ち上がり、すぐにバタンと倒れてを繰り返すうちに、寝返りも１人で何とかできるようになり、近くの水飲みにも何とか行けるようになりました。
自力でここまでできれば、１人の時間を長くすることができます。
わずか2回の気功治療で、ここまで回復してくれたことに感謝で一杯です。
このあとはマリアの気力に頼るしかありません。
そのあとはご飯やおやつ、トイレの時には頑張って何とか歩いています。
水も立ったままで、飲めます。
最近の様子
バランスをとりながら歩いています。
これで60メートル位は走ります。
バランスをとるのが難しいので、
瞬発力で走って目的地迄行きます。
それから２ヶ月後のマリアは、体の瞬発力を利用して、玄関から駐車場まで走って行ったり、台所の石の階段4段をかけ上がったり、降りたりして家族をハラハラさせています。
まだまだお散歩はできませんが、30メートル位歩ける時もあります。
そして３ヶ月がたった今は、公園で60メートル位は歩ける様になりました。
これからも、まだまだマリアのリハビリは続きます。
お散歩ができるようになればいいなぁ！
気功治療の、神秘パワーに感謝！
松木さん本当にありがとうございました。
現場報告
後輩のAST気功の研修生の島さんから「うちのレトリバーが立てなくなって少し這うのがやっとだが何とかならないか」という依頼を受けました。 原因とかがよくわからなかったのと大型犬で体重が重いこと、年齢的にも10歳ということでかなり難しい要素が多くて大変ではと思っていたのですが、とりあえず一度診てみることにいたしました。 何分、レトリバーは昔飼っていて大好きですし、先輩なので逃げるわけにもいきません(ははは)。
結局原因とかは分からなかったのですが、とにかく脚の付け根と足首のの炎症がひどくて「これは痛いだろうなぁ」と思ってとりあえず炎症を鎮めてみないと何とも言えないので、そこばかりやっていました。
犬は、本当によく効くので反応が半端なく強く、「これは何とかなるかも」とやっていて感じてきました。マリアちゃんも陶酔した感じでぐったりしており、脚のひくつきもだんだん強まって来ていて、かなりスムースな流れになってきました。
後半筋力と血流をアップして様子を見てみることにしたのですが、その後の推移をみるとそれだけで何とかなってきているようで本当によかったです。
「病院では原因不明と言われたのですが」
「こんな時間でも大丈夫ですか?」
など、何でもお気軽にお問い合わせください
