過労・リフトアップ
どんどん芯から柔らかくなる感じがとても快感でした
東京都江戸川区 佐藤弘子さん 女性・48歳
どこが悪いという具体的病気持ちではないのですが、何となくだるい毎日が続き、リラクゼーションや気功のサイトを色々調べているうちに、松木さんのサイトを発見。
他のサイトでは中国色が強いか、超自然現象的な取り上げ方が多い中、難病や重病の治療例や体験された方の声がわかりやすい言葉で書かれていて、「何だか真面目そうな内容だな」というのが最初の印象でした。
理系頭の私なので、論理的に手順を踏んで説明してあるところが印象に残ったんだと思います。
エステやリラクゼーション系のサロンに行っても、一回1万円程度はかかるので、一度くらい試してみようか?と軽い気持ちで「リラクゼーションみたいな感じでも出来ますか?」と問い合わせメールを出したところ、「介護されている家族の方がお疲れのときなんか良くやっていますよ」とのお返事。
今思えばかなりかわった問い合わせだったと思います(笑)。
まず、どんなことをされるのかがまったくわからず緊張している私の頭に手を置き、しゅーっと息が漏れる音が頭上で・・。
すると手が置かれている頭の部分がなんとなく熱くなり、「あぁ・・これが気功の気なのかなぁ?」と感じたのが1回目の始まりでした。
他にも色々な技法を解説しながら使って頂いたのですが、気持ちよさに記憶力が負けてほとんど覚えていなかったというのが本音。
マッサージだと、その部分を押したり、揉んだりしてゆくので「今、どこの部分をやっているか?」が良くわかるのですが松木さんの場合は「全身に血が巡るのがわかる」「ふわっとした感じでこわばりが抜けてゆく」みたいな、とにかく全体に何かが巡るのが不思議な感覚でした。
同時に張り詰めていた頭の神経もゆるんで、何だか良いかも!?と思い、調子に乗って「肩こりとか治せますか?」と聞いてしまいました。
本業が病気対応の方に「肩こり治せますか?」とは、今思えば大変失礼な質問だったと思いますが、松木さんは快く「即効性はもみ系に一歩譲りますが、いったん治ったら数年は大丈夫なのが特徴ですよ」と笑顔で引き受けていただきました。
凝っているあたりの肩の筋肉から何かを掻き出し、つかみ出し、それを捨ててゆくとでも言うのでしょうか、いわゆる「肩もみ」「ツボ押し」とはまったく違うやり方なのですが、どんどん芯から柔らかくなる感じがとても快感でした。
その後もダウン気味のときのお助けマンで、来ていただいているのですが、数ヶ月前にかなり色々あって顔がボロボロ、見た目年齢5-6歳増加していた時、松木さんが笑いながら「ちょっと面白いことやってみましょうか?」と言われ、やっていただいたのが美顔リフトアップ。
まず、片方の顔だけ試してみると不思議なことに、本当に目じりからほほの部分がシャープになっている!これは女性としてはかなり嬉しい。
もちろん、残りの半分もお願いして両方バランスよく整えていただきましたが、本音を言うと「もっとやって~」と言いたいところです。
今回松木さんから「サイト掲載のコメント書いて」と依頼されたとき、他の方々の真剣な声に、私のような軽いコメントを載せたらせっかくの真面目な内容に水をさしてしまうのでは??と思い、かなり心配したのですが、実際に体験した「こんなこともOKなんだ」ということをお伝えしたく、拙い文章ですが書かせていただきました。
現場報告
最初、リラクゼーションでの依頼をいただき、少し不思議な思いがしたのですが「施療家としての幅が広がるかしら」と受けてみることにしました。
尤も、やったことがないわけではなく、リハビリの施療で伺ったお宅において介護をされているご家族の方に疲労が色濃く滲まれていて、「共倒れしてしまうのでは」と心配になることが結構あり、そんな時は帰りしなにチョコチョコとやったりしていますので「まあ、あれをじっくりやれば良いのかな」といった感じでした。
で、その時考えてみたのですが、普段から施療効果を高めるために最初の数分は身体をほぐしてから施療を開始しますし、その時点で少なくとも普通にマッサージを受けた程度にはなっていないと満足な施療になりません。ですから、もしそれだけを抽出してやるのだとすれば「圧倒的にできて当たり前」になります。ですから決して「楽」ということはなく、かなり緊張して臨みました。
いざ伺ってみると、かなりハードに働かれている方で、リラクゼーションというよりは「過労」の施療といった感じになりました。といっても、やることは同じで常日頃難病や慢性病における「凝り」や「だるさ」といった症状ときちんと向き合っていればリラクゼーション系には自信を持って取り組めるようです。
あ、「リフトアップ」にも触れてありますね。
これも、施療中に面やつれがひどい時とか少しでも気持ちが前向きになってもらいたくてチョコチョコ混ぜたりしているのですが、やり方としては「顔面神経麻痺(ベル麻痺)」の施療と大体同じでやっています。
普段は麻痺している顔面神経を対象に悪戦苦闘しながら顔を引っ張りあげたり左右のバランスを整えたりしているので、最初「麻痺してない顔ってこんなに上げやすいんだー」とか面白がってやっていたのですが、受けた方に聞いてみると上がり具合といい、施療後の肌質といい、日持ち具合といい「エステでは有り得ないレベル」なのだそうです。
確かに、顔面麻痺の施療後に元に戻っていたのでは仕事になりませんから当然ではあります。
難病や慢性病の軽快に全力を尽くすのがあくまでも基本線で絶対に譲れませんが、時にはこういうのも変化があってよいのかもしれません。